動画生成AI
静止画から動画を作る、テキストから映像を生み出す。動画生成AIは、いまもっとも進化が速い分野のひとつです。数秒のクリップから本格的なシーン作りまで、用途は急速に広がっています。
主流は「画像→動画」(image-to-video)と「テキスト→動画」(text-to-video)の2種類です。コストは依然として高めですが、ここ1年で大幅に下がってきています。
※ 料金・仕様は2025年1月時点の情報を基準にしています。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
Sora(ソラ)
OpenAIが提供する動画生成AI。ChatGPTユーザーなら追加料金なしで使えるため、初心者の入り口として最有力です。
Soraの概要
- 提供会社:OpenAI
- 国:アメリカ
- 公式サイト:sora.com
- 日本語対応:○(プロンプト日本語可)
料金
- ChatGPT Plus(月額20ドル):標準画質・短尺の生成が可能
- ChatGPT Pro(月額200ドル):高画質・長尺・無制限生成
特徴・強み
- ChatGPTのアカウントで追加料金なしに使える(Plus以上)
- テキスト→動画、画像→動画、動画の続きを生成、など多機能
- カメラワークや構図指定も自然に解釈してくれる
こんな人におすすめ
- すでにChatGPT Plus以上を契約している方
- 動画生成AIを試してみたい初心者
Veo(ヴェオ)
Googleが提供する動画生成AI。Geminiから利用でき、リアルな映像表現に強いのが特徴です。
Veoの概要
- 提供会社:Google DeepMind
- 国:アメリカ
- 公式サイト:deepmind.google/technologies/veo
- 日本語対応:○(Geminiから利用)
料金
- Gemini Advanced(月額2,900円):生成枠内で利用
- Vertex AI(法人向け):従量課金
特徴・強み
- 写実的でフォトリアルな映像が得意
- Geminiとの統合で、テキスト指示が自然に通じる
- 長尺生成にも対応している
こんな人におすすめ
- リアル系の映像を作りたい方
- Gemini Advanced契約者
Runway(ランウェイ)
動画生成AIの先駆者。クリエイティブ用途・編集機能の多さで映像制作のプロにも愛用されています。
Runwayの概要
- 提供会社:Runway AI, Inc.
- 国:アメリカ
- 公式サイト:runwayml.com
- 日本語対応:△(UIは英語)
料金
- 無料プラン:少量のクレジット付与
- Standard:月額15ドル
- Pro:月額35ドル
- Unlimited:月額95ドル
特徴・強み
- 動画編集・エフェクト・インペイントなどクリエイター向け機能が豊富
- 動画から特定の要素を消したり、置き換えたりできる
- 映像のプロも使うクオリティ
こんな人におすすめ
- 本格的に動画制作したい方
- 編集・加工までAIで完結したい方
- 英語UIに抵抗のない方
Kling(クリング)
中国・快手(Kuaishou)が提供する動画生成AI。滑らかな動きと低コストでじわじわ人気が広がっています。
Klingの概要
- 提供会社:Kuaishou Technology
- 国:中国
- 公式サイト:klingai.com
- 日本語対応:△(UIは英語/中国語、プロンプトは英語推奨)
料金
- 無料プラン:毎日クレジット付与
- 有料プラン:月額約7ドル〜
特徴・強み
- キャラクターの動きが自然で、滑らかな映像が出る
- 無料枠が比較的多く、試しやすい
- 低コストで運用したいクリエイター向け
こんな人におすすめ
- 低コストで動画生成を試したい方
- キャラクター主体の動画を作りたい方
Pika(ピカ)
カジュアルに動画生成を楽しめるAI。SNS・短尺コンテンツ向けの機能が充実しています。
Pikaの概要
- 提供会社:Pika Labs
- 国:アメリカ
- 公式サイト:pika.art
- 日本語対応:△(UIは英語)
料金
- 無料プラン:あり(クレジット制)
- Standard:月額10ドル
- Pro:月額35ドル
特徴・強み
- ユニークなエフェクト(爆発、変身、伸縮など)が豊富
- SNS映えする短尺動画の生成が得意
- UIがシンプルで初心者にもとっつきやすい
こんな人におすすめ
- SNS用の短尺動画を作りたい方
- 遊び要素のあるエフェクトが欲しい方
NoLang(ノーラン)
日本発の動画生成AI。テキストから解説動画を自動生成でき、教育・ビジネス用途で使いやすいのが魅力です。
NoLangの概要
- 提供会社:株式会社Mavericks
- 国:日本
- 公式サイト:no-lang.com
- 日本語対応:◎(日本語ネイティブ)
料金
- 無料プラン:あり(生成数制限)
- 有料プラン:月額制(プランにより異なる)
特徴・強み
- URLや文章を入力するだけで解説動画が完成
- 日本語ナレーション・字幕が自然
- 教育・社内研修・YouTube向けに最適
こんな人におすすめ
- 解説・教育動画を作りたい方
- 日本語サポートが欲しい方
- 顔出ししないでYouTubeを始めたい方
どれを選べばいい?
- 初めて:Sora(ChatGPT Plus契約済みなら)
- リアル系映像:Veo
- 本格的な編集:Runway
- 低コスト:Kling
- SNS用エフェクト:Pika
- 解説動画・日本語重視:NoLang
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よくある質問(FAQ)
Q1. 動画生成AIは何ができますか?
テキストや画像から短い動画を生成したり、既存の動画を別スタイルに変換したり、人物・キャラクターを話させたりといった用途に使えます。SNS用ショート動画、CM素材、説明動画、Vlogの挿入カットなど、用途は急速に広がっています。
Q2. 無料で試せる動画生成AIはありますか?
多くのサービスに無料お試しやクレジット制があり、低画質・短尺・透かし付きで試せるケースが多いです。長尺・高画質・商用利用は有料プランが基本です。料金は変動しやすいため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
Q3. どのツールを選べばいいですか?
「実写風のリアルな映像」「アニメ調」「アバター動画」「画像から動かす」など、ツールごとに得意分野が異なります。作りたい動画のジャンルから逆算して選ぶのが近道です。短時間で出力したいか、品質重視かでも選び方が変わります。
Q4. 商用利用や著作権はどうなりますか?
サービスごとに、商用利用の可否・実在人物の生成可否・学習データの透明性などのポリシーが異なります。ビジネス案件で使う前に必ず最新の利用規約を確認し、実在人物・キャラクター・ブランドを再現するような生成は避けるのが無難です。
