動画生成AIの紹介

momeq

ここでは、動画生成AIについて説明します。

生成AIが登場してから、画像生成が活発になり、さまざまな画像が世に出回りました。

そして、その後として画像から動画の生成が普及し始め、多数の動画生成AIが出てきました。

その多くは、テキストからの動画生成もできますが、主流としては、すでにできている画像から動画にするものです。

この方がコストが低く、かつ思い通りの動画が作れるからです。

そんな動画生成AIについてみていきたいと思います。

Runway(ランウェイ)

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Runwayの概要

  • 会社名: Runway AI, Inc.​(アメリカ合衆国)
  • 設立年: 2018年​
  • 無料プラン:アカウント登録で125クレジットが付与(約25秒分のGen-3 Turbo動画生成が可能)。生成された動画には透かし(ウォーターマーク)あり。追加クレジットの購入は不可。​
  • 有料プラン:
    • Standardプラン:
      • 価格: 月額12ドル(年払いの場合、年額144ドル)
      • 内容: 毎月625クレジット付与。透かしなしの動画生成。100GBのストレージ利用可能。
    • Proプラン:
      • 価格: 月額28ドル
      • 内容: 毎月2,250クレジット付与。500GBのストレージ利用可能。
    • Unlimitedプラン:
      • 価格: 月額95ドル
      • 内容: 動画生成が無制限。
  • Genシリーズモデル:
    • Gen-1: 既存の動画に新しいスタイルを適用するモデル。​
    • Gen-2: テキストや画像から新規の動画を生成するモデル。​
    • Gen-3 Alpha: 2024年6月にリリースされたモデルで、テキスト、画像、動画から10秒間のクリップを生成可能。3Dダイナミクスを自律的に学習し、フォトリアリスティックな出力が期待される。
    • Gen-4: 2025年3月31日に発表された最新モデル。複数のショットにわたってシーンや人物の一貫性を維持する能力が向上し、ユーザーは単一の参照画像と説明文から、さまざまな構図の一貫した映像を生成可能。
  • 主要機能:
    • テキストから動画生成: テキストプロンプトから直接動画を生成。​
    • 画像から動画生成: 静止画を基に動画を生成。​
    • 動画スタイル変換: 既存の映像に新しい視覚的スタイルを適用。​
    • ブラウザ内ビデオ編集: 生成したクリップをタイムライン上で編集・合成。​
    • Motion Brush機能: 動画内の特定部分の動きを直感的に調整。​
    • 画像生成AI統合: Stable Diffusionベースの画像生成システムと連携し、静止画の生成から動画化までワンストップで実現。​

Kling

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Kling概要

  • 名称: Kling AI​(中国北京市)
  • 開発会社: 快手(Kuaishou)
  • リリース: 当初は中国市場向けにリリースされ、高い評価を得ていましたが、現在はグローバル対応が進み、世界中のユーザーが利用できるようになりました。​
  • 無料プラン:
    • 初回登録時: 100クレジット付与​
    • 毎日ログイン: 30クレジット補充​
    • 生成可能本数: 短い動画であれば毎日数本は生成可能​
    • 制限: 生成された動画には透かし(ウォーターマーク)あり、解像度は720p程度​
  • 有料プラン:
    • Standardプラン:
      • 価格: 月額10ドル
      • クレジット: 毎月660クレジット付与
      • 生成可能本数: 5秒動画で約18本生成可能
      • 特典: 高速生成、透かし除去、画像のアップスケール
    • Proプラン:
      • 価格: 月額37ドル
      • クレジット: 毎月3,000クレジット付与
      • 生成可能本数: 5秒動画で約85本生成可能
      • 特典: 高速生成、透かし除去、画像のアップスケール、新機能への優先アクセス
    • Premiumプラン:
      • 価格: 月額60ドル
      • クレジット: 毎月8,000クレジット付与
      • 生成可能本数: 5秒動画で約228本生成可能
      • 特典: 高速生成、透かし除去、画像のアップスケール、新機能への優先アクセス
  • 対応プラットフォーム:スマホアプリ、ブラウザ版​
  • 主な機能:
    • テキストから動画生成(Text-to-Video): テキストプロンプトから直接動画を生成​
    • 画像から動画生成(Image-to-Video): 静止画を基に動画を生成​

Pika

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Pikaの概要

  • 名称: Pika(ピカ、正式名称:Pika Labs)​
  • 所在地: アメリカ合衆国​
  • サービス: 2023年にPika 1.0を公開し、その後1.5、2.0とバージョンアップ
  • 無料プラン(Basic):
    • 月額料金: 無料​
    • クレジット: 毎月80クレジット付与​
    • 生成可能本数: 最新モデルの動画を2~3本作成可能​
    • 制限: 生成映像に透かし(ウォーターマーク)が付く​
  • 有料プラン:
    • Standardプラン:
      • 月額料金: 10ドル(年額の場合、月8ドル)
      • クレジット: 毎月700クレジット付与
      • 生成可能本数: 最新モデルの動画を約20本作成可能
      • 特典: 高速生成、クレジットの追加購入可能、生成映像に透かしが付く
    • Proプラン:
      • 月額料金: 28ドル(年額の場合、月28ドル)
      • クレジット: 毎月2,300クレジット付与
      • 生成可能本数: 最新モデルの動画を約65本作成可能
      • 特典: 高速生成、クレジットの追加購入可能、生成映像の透かしなしダウンロード可能、商用利用可能
    • Fancyプラン:
      • 月額料金: 95ドル(年額の場合、月76ドル)
      • クレジット: 毎月6,000クレジット付与
      • 生成可能本数: 最新モデルの動画を約171本作成可能
      • 特典: 高速生成、クレジットの追加購入可能、生成映像の透かしなしダウンロード可能、商用利用可能
  • 主な特徴:
    • テキストや画像から数秒間の短い動画クリップを自動生成​
    • 独自アルゴリズムによる視覚的に魅力的な映像生成​
    • 直感的な操作性でユーザーの手間を最小限に抑える​
  • 提供形態:
    • Webブラウザ上で動作する専用Webアプリ​
    • Discord連携による利用も可能​

NoLang

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NoLangの概要

  • サービス名: NoLang(ノーラング)​
  • 国名: 日本​
  • 会社: 株式会社Mavericks
  • 発表日: 2023年12月21日
  • 無料プラン:
    • 月200クレジット付与
    • 動画生成20回(目安)
    • アバター付き動画生成2回(目安)
    • 動画のダウンロード、対話形式動画の生成、PDFプレゼンテーションの生成などが可能
  • Plusプラン:
    • 月額980円
    • 月400クレジット付与
    • 動画生成40回(目安)
    • アバター付き動画生成4回(目安)
    • 横型動画の透かしなしダウンロードが可能
  • Standardプラン:
    • 月額2,980円(年額の場合、月額2,380円)
    • 月2,000クレジット付与
    • 動画生成200回(目安)
    • アバター付き動画生成20回(目安)
    • AI画像付き動画生成10回(目安)
    • 透かしの削除、縦型ショート動画の生成・編集・ダウンロードが可能
  • Premiumプラン:
    • 月額7,980円(年額の場合、月額6,380円)
    • 月7,000クレジット付与
    • 動画生成700回(目安)
    • アバター付き動画生成70回(目安)
    • AI画像付き動画生成35回(目安)
    • Standardプランで利用可能な全機能を使用可能
  • 提供サービス:
    • テキストやPDF資料、ウェブ記事から数秒で要約動画を生成​
    • 「ゆっくり解説動画」スタイルの映像に自動変換​
    • 難解な技術文書も重要ポイントを抽出して音声付きスライド動画に変換​
    • Chrome拡張機能により、ブラウザからワンクリックで動画生成が可能​
  • 特徴:
    • 専門知識不要で、わずか3秒で動画作成が可能​
    • 教育関係者、YouTuber、ビジネスパーソンなど、幅広いユーザー層に対応​
    • 学習効率の向上や情報の視覚化に貢献​
    • 日本語を含む自然な文章で指示可能(英語プロンプトが不要)​
    • 連続対話型の動画生成や、Webブラウザ拡張によるワンクリック動画化など、便利な追加機能を搭載
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