【AE】どんな煙が必要?色々な煙の作り方 After Effects


一言で煙と言っても色々な煙がありますよね?今回はそんなAEで作れる煙をまとめてみました。

好みのものがあったら、ぜひ一度手を動かして作ってみることをおすすめするにゃ。パラメータをいじるだけでも結構変わるから、真似した感じが出ないと思うんだにゃ。
フラクタルノイズ(Fractal Noise)

まずは、見た目から煙に近い「フラクタルノイズ」です。
この動画だと、全体的に流れる感じの煙が作れます。
使うのは、フラクタルノイズで、展開(Evolution)に対し、timeで動かしながら、乱気流のオフセット(Offset Turbulence)のxにvalue[0]+time、yにvalue[1]+timeなどを与えることで、流れるような気流を表現していますね。
この動画だと、全体的に渦巻くような煙を表現しています。
使うのは、同じくフラクタルノイズ。
展開(Evolution)や乱気流のオフセット(Offset Turbulence)にtimeを入れて流れるような演出を加えつつ、コントラスト(Contrast)や明るさ(Brightness)、サブ設定(Sub Setting)を使い、複数のフラクタルノイズをうまく組み合わせている感じですね。
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CC Particle World(パーティクル ワールド)

こちらはCC Particle World(パーティクル ワールド)を使った煙です。値を調整すると爆発のようにしたり、ずっと出続けるような煙も可能です。
「ポンッ」といったような爆発的な煙を再現しています。
CC Particle Worldの値の調整や、適用する自作のパーティクルなど学ぶことが多いですね。
アニメチックなので、色々な場面で使えそうです。
上に流れていくような煙を作るチュートリアルです。
CC Particle Worldを使いながら、パーティクルを変えるのではなく、ガウスブラーやタービュレントディスプレイスなどを使って煙を再現しています。
ブラーと煙の相性は⭕️ですね。
CC Mr.Mercury(マーキュリー)

マーキュリーは本来は液体的な表現をするためのエフェクトです。使い方次第では、煙を再現できますね。
こちらでは、アニメーションの煙を再現するために使われていますね。
マーキュリーはパーティクルワールドと同じく重力などを扱えるので、意外と自由自在に扱えます。
ここにブラーをかけるのも味が出て良いかも
シェイプ

最後にシェイプを使った煙の作り方だにゃ。色々な形にできるので多様性が高いのが特徴。でも自分でロジックを組まなければいけないため、玄人向けな気がするにゃ。
着地時の横に広がる砂煙にようなエフェクトのチュートリアル。
シェイプ、波形ワープ(Wave Warp)などを使って表現していますね。
位置やマスクなどを複合的に適用することで、よりリアルな感じになっています。
バイクや車などの排ガスを表現してる煙です。
多数の円を組み合わせて、煙を表現しているところがすごいところ。大きさ、位置、消失などでアニメーション風の煙ができるので、応用は効きそう。
タバコの煙を表現しているチュートリアルです。
シェイプを波形ワープ(Wave Warp)で変形させ漂う煙を表現していて、タバコ以外もいけるかなって感じです。